
Charlesは小学2年生。
volunteer firemanのお父さん、news reporterのお母さん、
4年生の姉Lizzieと、自分を犬だと思っている2歳半の弟Beanと暮らしています。
家族は全員"dog person"なのですが、お母さんはただひとり"not a dog person"。
CharlesとLizzieはもうず〜っと犬を飼いたいと頼み続けているのですが、
お母さんの答えはいつも"this family is not ready to have a dog."なのです。
ところがある日、お父さんは一匹の子イヌを抱えて帰ってきます。
それは、火事で住む家をなくしてしまった家族が飼っていた子イヌGoldieでした。
Charlesの家族はみんなこのかわいらしい子イヌのGoldieに夢中。
なんとか家で飼うことはできないかと願うCharlesとLizzieに、
お母さんの出した答えは「この子に新しい家が見つかるまで」でした。
このシリーズ、魅力たっぷりの子イヌたちと
犬を愛する子どもたちの様子がとてもうまく描かれています。
Charlesなんて、Goldieのやって来た日から授業中ずっと上の空。
「早くうちに帰ってGoldieと遊びたい」とか
「どうやったらGoldieをずっと飼うことを認めてもらえるだろうか」とか
そんなことばかり考えています。
犬好きではないお母さんがGoldieのかわいらしさにほだされていく様子や、
GoldieとBeanが兄弟みたいに床で戯れている様子など、
まるで自分もCharles一家の一員になったような気持ちで楽しめました。
きっと、この本を読んだ子どもたちはその日から
「私も(ボクも)犬が飼いた〜い!」という気持ちになることでしょう^^
※ちなみに、かわいい子イヌの写真は表紙のみです。
中には写真どころかイラストも一切ありません。
このthe Puppy Placeシリーズ、副題は
"Where every puppy finds a home"となっています。
毎号、違う種類の子イヌが登場し、一家はfoster familyとして
一時的に犬を預かり、その犬にぴったりの新しい飼い主を探します。
※Charlesは毎回、今度こそは自分の家の犬にしたいと願うのですが、
いつになったらCharlesは自分の犬を手に入れることができるのでしょう(笑)。
ところで、私がこのシリーズの気に入ったのは、
ペット(このシリーズでは犬)をただカワイイとか賢いとか
あるいは人間と動物の美しい友情とかいう視点で語られているのではなく、
犬を飼うというコトに伴ない発生する責任についてもきちんと語られているところです。
そして、主人公の姉弟二人が、子イヌをただ可愛がるだけではなく
犬の幸せのために(自分たちの家族にしたいという欲求を抑えて)
「この犬を迎えることによって幸せになることができる家族」
そしてなにより「この犬を幸せにすることができる家族」という観点で
新しい飼い主探しをするところです。
まだ3巻までしか読んでませんが、どんどん面白くなってくるような気がします♪
1巻も面白かったけど、2巻と3巻は特にオススメ!!!


2巻のSnowballと3巻のShadowでは、
子イヌたちに新しい家が決まるシーンでうるうるしてしまいました。
(あ、こんなシーンで涙ぐむのは私だけな気がする・・・笑)
各巻、違う種類の子イヌが登場するのですが、
それぞれの性格や性質の違いもうまく描き分けられています。
そして、ところどころに挿入される「犬視点」の文章も面白いです!
2巻3巻では、セラピードッグや盲導犬の話も登場しました。
特に盲導犬の育成のシステムの話は、非常に興味深かったです。
私は特に犬好き動物好きというわけではないのですが
このシリーズはすご〜く面白かったし気にいってしまいました!
ほっとくといくらでも書くネタがある・・・って感じ。
(でも、ネタバレになるのであまり詳しくは書けないんですけどね。)
久しぶりにこのレベルで読み応えのある本を見つけた!という感じで
とても嬉しいです。まだまだこれから続くみたいで、楽しみです。
・・・もちろんコンプリ決定♪♪♪
犬好き動物好きの方には特にオススメ!
でもそれ以外の方でもきっと楽しんでいただけるシリーズだと思います。
※ちなみに、レベル分けについてですが・・・
私は冒険もののMTHや探偵もののA to Zよりも読みやすく感じました。
なんとなくYL2.8って感じかな?と思ったのですが(すっごい微妙な数字^^;)
Scholastic社のレベル分けでMTHより難易度が高くなっていたのと、
イラストが一切ないこと、総語数が10000語を超えるということで、
レベル3としてみました。
読んだことある方がいらっしゃったら、ぜひご意見お願いします!
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☆昨日の続きの「多聴と私」をアップする予定だったのですが、
久しぶりに面白い児童書(それもやさしいレベル♪)を見つけたので
予定変更して今日はこちらのPuppy Placeシリーズをご紹介しました。
音の話は今書いてるところなのでもうちょっと待っててくださいね〜♪
ダメですってば(>_<)
もう、犬ものに弱い私の前に
こんな本を出してくるなんてぇ(笑)
これはそれぞれ別のお話なんですね。
それぞれの犬が新しい家族を見つけるお話なんですか?
また読みたい本が増えました!
嬉しい〜♪
まだ途中なんですが、とまと☆ままさんのご紹介と
印象が全く同じだったので出てきてしまいました(笑)。
他の子犬の話しもあったんですね。
知らなかったので、ご紹介嬉しかったです!
ふふふ、犬ものに弱いんですか?
このシリーズはオススメですよ〜〜〜〜。ぜひ読んでください!
わんこたちはみんなかわいいし、子どもたちも一生懸命で、ほわんとしちゃいますよ。
犬を飼ってらっしゃる方の視点での感想なども聞いてみたいです♪
※犬と生活したことのある方ならもっと読みやすく感じるんじゃないかなぁ?
> これはそれぞれ別のお話なんですね。
> それぞれの犬が新しい家族を見つけるお話なんですか?
おぉ〜、そうです、その通りです。
私ったら興奮していて肝心のことを書き忘れていました(笑)。
さっそく紹介文を修正しました。ご指摘ありがとうございます!
※各巻独立した話ですが、以前に登場した犬の話がよく出てくるので、順番に読んだ方がネタバレがなくていいと思います。
こんにちは!
じゅんじゅんさんも今読んでらっしゃるんですね。
ふふ、タイムリーで嬉しいです♪
表紙は1巻が一番かわいいですが(笑)、
話は2巻3巻とどんどん面白くなりますよ!
犬の性格がうまくかき分けられているのも楽しいです。
ぜひ続きもどうぞ〜!
雫さんのところから、やってきました。
私も多読を始めながら、やり直し英語しています。よろしくお願いいたします。
うちのワンコの赤ちゃんの時にそっくりの写真でびっくりしました。
でも、本の中は、写真ないのですね。残念。
でも、是非読んでみようと思いました。
この本面白そうですね〜♪
総語数もちょうどいい感じです^^
動物は好きなのですが、飼う自信はないので・・・本の世界で味わってみたいです(^^)
(私は子どものころ、かいたいといったはいいものの、結局母に世話をまかせたという経歴の持ち主です;;)
はじめまして!ご訪問&コメントありがとうございます。
mcmillenさんのブログにあるワンちゃんの写真、拝見しました!
このまんまるワンコがあんなに格好良くなっちゃうんですね〜。ビックリ♪
ぜひ、赤ちゃんの頃のことを思い出しながら読んでみてくださ〜い。
こんばんは!
このシリーズ、年度末のスカラのカタログで買いました♪
気軽に手に取れるボリュームなのに、子どもっぽすぎず、読み応えもあり、
すご〜く気に入りました! りあさんもぜひどうぞ〜。
私は、自分の世話もまともにできてないのに動物を飼うなんてトンデモナイという感じです。
なのでペットを飼うって子どもの頃からのアコガレ(でもたぶん一生無理:笑)。
このシリーズはいい部分も大変な部分も疑似体験できるのでいいですね〜♪
読みます、絶対。
動物モノに弱いんです。
実家でわんこを飼っていて、15年9ヶ月で亡くなったのですが、最後の3週間はうちで引き取り、24時間看護していました。
犬好きですが、あの子がいなくなってからもう他の子では穴埋めできなくて、犬は飼う気持ちになれません。
反対に犬なしの生活が考えられない人もいるみたいですね。
せめて本の中だけでも、また犬のいた日々を疑似体験できれば、と思います。
とまと☆ままさんのブログ、リンクさせてもらっていいですか?
お返事が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
・・・しばらく帰省してたんです、すみませ〜んっっ。
15才というとかなり長生きですね〜。
基本的にPuppyたちが主人公?のシリーズですが、
1巻には年老いて元気のなくなってしまったワンちゃんのお話もでてきます。
(これがまた、ちょっといい話でうるるるる・・・なんです)
ぜひぜひ犬好きさんの視点からの感想も聞かせてくださいね!!!
リンクの件、ありがとうございます。
こちらからもリンクさせていただきますね。
これからもどうぞよろしくお願いします♪
りあさんのところから参りました。
スカラのカタログを見ていて、気になっていたのですが深い内容だったんですね。まだ始めたばかりでレベル0〜2をウロウロ。レベル3には歯がたちません(^_^;)
でも、せっかくカタログにあるからエリエールになって頂こうと思い、注文決定!
読めるようになる日を夢見ながら、しっかり温めておきまぁす。
はじめまして!
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってしまって申しわけありません〜っっ。
このシリーズ、とてもよかったですよ〜♪
SSSに登録がなかったので勝手にレベル3としてみましたが^^
日常的な内容が多いのでもう少し読みやすいと思います。
温めつつ、たまに本棚から出してちらちら読みしてみてくださいね。
びっちゃんさんはレベル0〜2あたりを読まれてるんですね。
私の経験上、その頃にしか楽しめない本もあると思いますので
ぜひレベル0〜2をたっぷり堪能してくださいね!
この間もテレビで捨てられた犬のことをやってたので。
こんな風にペットを家族として大事に飼って欲しいなと思いました。
私はペットを飼ってないのですが、ついつい飼いたくなってしまいますね。
いつかCharlesの願いはかなうのでしょうかね。
TBありがとうございます。
日本ではペットを飼いたいときはペットショップへいくのが普通?ですが、
洋書ではたいていシェルター(保健所みたいなところ?)に探しに行きますよね。
もしかしらたらずいぶん意識の差があるのかもしれませんね。
日本にもこういう児童書がたくさん紹介されて、飼い主の身勝手に振り回される動物たちが減ればいいなと思います。
ところでCharlesの願い、かなっちゃったらやはりシリーズ終了でしょううか?(笑)